ナカノ歯科クリニック

一般・小児など歯科のことなら津市観音寺町のナカノ歯科クリニック

診療内容

HOME»  院長コラム

院長コラム

長い間 歯医者に行っていない方へ 歯周病の観点から

歯医者と言うのは、どうもあまり好んで訪れて頂けるところではないようです。
私の医院を受診してくださる患者様の中にも「歯医者は苦手で長い間行っていません。意を決して今回はやってきました」と開口一番おっしゃる方もめずらしくありません。
 
歯の病気は知らないうちに進行してしまい、重症になればなるほど治癒しにくくまた治療回数も多くかかってしまいます。
特に歯周病は、あまり症状が無いことが多いのです。
思いきって数年ぶりに受診され「歯周病のけがあるかも知れません」と、おっしゃってくださる方に、時折どう説明しようかと、悩んでしまうこともあります。
「歯周病のけ」ではなくもうすでに末期の歯周病・・・なのですから。
 
・口臭があると言われる(ばい菌が多く炎症がおこり膿がでているからです)
・歯磨きすると出血する(歯茎がはれているからです)
・硬いものがしっかりかめない(あごの骨がかなり溶けているかも)
・歯並びが悪くなってきた(歯を支えるあごの骨が減っているかもしれません)

 
こんな症状がある方は、なるべく早く相談してください

 

入れ歯でどこまで噛めるか

入れ歯でお悩みの方は多いと思います。
色々な問題点がありますが、最大の悩みはやはり上手く噛めないこと。
入れ歯の第一の目的が「咀嚼してきちんと食事がとれること」です。けれども、すべての患者さんに本当に満足して頂ける入れ歯を作るのは至難の業です。
 
お口の状態や残っている歯の数、歯周病の程度、唾液の量等、百人の患者さんがいれば百通りの違った状態の口があります。
 
実際、入れ歯ではどれ位噛めるのでしょうか。
私の一応の目安は、先ずお煎餅です(普通の硬さのものですよ)。
新しい入れ歯を作ったその日に診察室で患者さんにお煎餅を食べて頂きます。噛めれば第一日としてはオーケーです。
入れ歯は銀歯と違って、入れてからの調整が大事です。
新しく作った1カ月後に上手く食事することが出来るようになれば、その入れ歯は先ず成功といっていいでしょう。
 
『ひさしぶりに節分の豆を食べることが出来た』とにっこり報告してくださった患者さん。
患者さんの笑顔は私の何よりの喜びです。

 

長い間 歯医者に行っていない方へ 虫歯の観点から

「痛くないから虫歯になっていない。大丈夫」と考えてはいませんか。虫歯は、痛くなるとは限りません。

神経を抜いた歯は、虫歯が原因で痛むことはありませんが虫歯は何度もなります(虫歯以外の原因で痛むこともあります)。
特に、今まで多数の歯を治療して銀歯やセラミックのかぶせ物が入っている方は要注意です。
人工的な作り物の銀歯は当然虫歯にはなりませんが、その土台になっているのは自分の歯です。

銀歯と自分の歯の境目は虫歯菌には絶好の住処です。
どんなに成功に作った銀歯でも顕微鏡でしか見えない虫歯菌にとっては「イエの軒先」のような格好の隠れ家なのです。
しかもこの境目は歯茎ギリギリの場所に設計されていることが多いので非常に磨きにくくなっています。
更に歯茎あたりの歯はエナメル質という硬い組織で薄い場所なので、歯自体も虫歯菌に対する抵抗性の少ないところなのです。
こういった条件が重なってかぶせ物が入っているお口の中は非常に危険です。

治療した歯を長持ちさせるにはやはり定期検診がかかせません。